潜在看護師が復帰を考えた時

看護師の資格を持ちつつ、看護師として働いていない人を潜在看護師と言います。
潜在看護師が増えている背景には女性の人生の節目が関係しています。
看護師という仕事は精神的にも肉体的にもハードな仕事ですので、独身時代は看護師として働いていたけれど、結婚して出産後、家庭と子育てとの両立が難しいと考えて辞める人が多いのです。

しかし、子育てがひと段落したときに、また看護師として働きたいと思っていても、ブランクがあるので再就職を躊躇するという人も増えています。
しかし、現代では看護師の人手不足が問題視されているので、ブランクがある潜在看護師の復帰を支援する動きもみられています。
復帰を応援すべく、一から教育体制を整えた上で受け入れてくれる医療機関も少なくありません。
そういった医療機関を探す場合は、求人情報に、「ブランクが長くても安心」「潜在看護師さん歓迎」などと書かれているところであれば丁寧に指導してくれる可能性が高いです。
そのため、ブランクがあっても再び看護師として働くことができます。
例えば、結婚を機に看護師を辞め、出産した後はしばらく子育てに専念し、子供が小学校に上がったぐらいの段階で復職する場合を考えてみましょう。
ブランクは10年前後になり、そのまま復職は難しいです。
そのため求人で「潜在看護師歓迎、ブランクありOK」などのワードをポイントに求人を探します。
無事採用され、復職に向けた研修を受けてスムーズに現場への復帰が果たせるのです。
現在、復帰を躊躇しているのであれば、そういったブランクOKのサポート体制が整っている求人を見つけ出すことが復帰への第一歩になります。